七五三の撮影のご予約を、ありがたいことに6月より多く頂戴いたしております。中でも特にご相談が多いのが、3歳の女の子の七五三でございます。「初めての七五三で、何より準備すべきでしょうか」「うちの子は人見知りでございますが、当日は大丈夫でしょうか」「被布はどうお選びすればよろしいでしょうか」――お母様がひとつずつご不安を口にしてくださるのを賜りながら、私どももご一緒に整理させていただく時間を、大切にいたしております。
3歳のお子様は、まだお言葉でのご意思表示が完全ではなく、慣れない場所や人にご機嫌が左右されやすいご年齢でございます。それゆえに、事前に少しだけご準備いただけますと、当日の一日がぐっと穏やかなものとなります。この記事では、3歳の女の子の七五三につきまして、お迎えの時期、被布のお選び方、人見知りへの寄り添い方、当日のお過ごし方まで、ご家族様にお伝えしたいことをまとめました。少しでもお母様のご安心につながりましたら、私どもにとりましても幸甚に存じます。

3歳の七五三は、お子様が「一番小さい主役」を務められる、一生に一度の日でございます。まずはお迎えの時期のお考え方から、ご家族様とご一緒に整理させていただきます。
3歳の七五三には、数え年(生まれた年を1歳とし、翌年を2歳、その翌年を3歳と数える)でお迎えする方法と、満年齢(生まれてからちょうど3年経った日を3歳とする)でお迎えする方法とがございます。
久留米でご相談を頂戴するご家族様の中では、満年齢でお迎えのご家族様が7〜8割を占めます。数え年で2歳半ほどのお子様と、満年齢で3歳を過ぎたお子様とでは、お体格もお言葉のご理解も、ご表情の豊かさも大きく異なります。「まだ小さくて…」とご不安な方は、満年齢までお待ちになるほうが、ご家族様もお子様もゆとりを持ってお迎えいただける印象でございます。
とは申しましても、ご祖父母様が数え年でのご参加をご希望されるご家族様もいらっしゃいますし、下のお子様との兼ね合いで早めにお迎えのご家族様もございます。ご家族様のご事情を優先いただいて構いません。
3歳のお子様は、月齢が1〜2ヶ月変わるだけで、ご表情やお動きが大きく変わってまいります。2歳半〜3歳前半は、まだあどけなさが強く、お母様のお膝の上でリラックスされたご表情がふわりとおこぼれになるのが特徴でございます。3歳半〜4歳前は、ご自身のご意思がはっきりされてまいり、「ポーズをお取りになる」「カメラに向かってお笑いになる」ということが少しずつおできになってまいります。
「この時期にしか撮れないご表情」というものは、確かにございます。あどけない被布姿と、少しお姉さんになった被布姿、いずれも3歳ならではの一枚でございます。ご家族様のご希望に合わせて、撮影日をお選びいただけましたら幸いに存じます。
3歳の女の子の場合、5月から8月の早撮りシーズンにご予約を頂戴するご家族様が非常に増えております。ご理由は明白で、シーズンの繁忙期(10〜11月)は他のお客様で混雑いたしますため、3歳のお子様が場に慣れるお時間が取りにくいのでございます。
早撮りは、スタジオもご予約枠も落ち着いておりますので、お子様がゆっくり空気にお馴染みになるお時間を確保しやすくなります。詳しくは早撮りの記事にもまとめさせていただきました。
一方、参拝と撮影を同じ日にお済ませになりたいご家族様は、シーズン撮影をお選びになる場合もございます。いずれが正解ということはございませんので、ご家族様のスタイルに合わせてお選びくださいませ。

3歳の七五三のお衣装は、被布(ひふ)が定番でございます。着物の上に袖のないベストのような羽織りものをお重ねになる、3歳ならではの装いでございます。お子様に似合う被布をお選びいただく、いくつかのポイントをお伝えいたします。
被布のお色は、朱・ピンク・白・水色・黄色などが定番でございます。お子様の肌色に合わせてお選びになりますと、写真映えが変わります。お色白のお子様には濃いめのお色(朱・深いピンク)がはっきりと映え、日焼けされているお子様には淡いお色(白・淡いピンク)がやわらかくお馴染みになります。
柄は、梅・鞠・花・鶴などの伝統的なモチーフから、モダンなくすみカラーの被布まで、お選択の幅は広うございます。「うちの子はどんなお色がお似合いかしら」とお迷いのお母様には、相談会で実際にお子様に数着お当てして差し上げるのが一番でございます。実物のお色と、お子様のご表情の変化をお見せしながら、ご一緒にお選びいただきます。
被布はレンタルとお持ち込み、いずれでも撮影いただけます。ご親族から受け継がれた被布をお持ち込みされるご家族様も、ここ数年増えてまいりました。「これ、私が3歳のときに着たものなんです」というお母様のお声を賜ると、私どもも背筋が伸びる思いがいたします。
当スタジオはお持ち込みも追加料金なしでご対応申し上げております。被布のみお持ち込み・帯や髪飾りはレンタル、というような自由なお組み合わせもできます。詳しくは着物レンタルの記事にもまとめさせていただきました。
3歳の七五三では、髪飾りが写真の印象を大きく左右いたします。つまみ細工のお花飾り、リボン、ちりめん玉、造花――お着物のお色に合わせてお選びになりますと、写真の中でお子様のご表情がふわりと引き立ちます。
草履は、3歳のお子様には少しお歩きになりにくい場合もございます。撮影中は草履でお立ちいただき、ご移動の際は普段の靴で、と使い分けさせていただくと安心でございます。足袋もお忘れずにご準備くださいませ。当スタジオでもレンタルの草履・足袋をご用意申し上げております。

「うちの子、初めての場所ですぐ泣いてしまうのです」――3歳のお子様をお持ちのお母様から、必ずと申し上げていいほど賜るご心配でございます。ご不安なお気持ちに寄り添いながら、これまで撮影を賜ってまいりました経験から、当日を穏やかにお迎えいただくための工夫をお伝えいたします。
3歳のお子様が安心なさる、いつも一緒のぬいぐるみ、絵本、おもちゃ、タオル――こういった「お守り」を、ご遠慮なくお持ち込みくださいませ。当スタジオはお子様の安心グッズもすべて撮影にお持ち込みいただいて構いません。
「これ持ってていいよ」とスタッフからお声がけをした瞬間、お子様の肩からふっとお力が抜けるのが分かる瞬間がございます。ぬいぐるみをお腕にお抱きになったままの被布姿も、その子らしい一枚として写真にお残しいただけます。詳しくは衣装持ち込みの記事にもまとめさせていただきました。
3歳のお子様のご表情は、お母様のご様子に思っている以上に強く左右されます。お母様が「早く撮り終えないと…」と焦っていらっしゃると、お子様もふっとお固まりになってしまいます。反対に、お母様がゆったり構えていらっしゃると、お子様も自然にほぐれてくださいます。
「今日は失敗できない」と気をお張りにならず、「今日は家族で楽しむ日」というお気持ちでお越しいただけますと、お子様のご表情が本当に変わります。私どもも、お母様が安心してお過ごしいただけますよう、お声がけを丁寧にさせていただきます。
当スタジオは1日4組限定の完全貸切スタジオでございます。他のお客様とご一緒になることがなく、お子様が「初めての場所」に慣れるまで、ゆっくりお時間を使っていただけます。
「まだ緊張しておりますので、もう少し休憩したい」「お昼寝が必要かもしれません」「授乳させてくださいませ」――どんなご要望も、他のご家族様を気になさらずお応えできる環境でございます。お子様のペースを最優先にできる仕組みが、3歳の撮影で一番効いてくれておりますことを、日々感じております。

3歳のお子様との撮影当日は、お時間のゆとりがご満足度を大きく左右いたします。当日をゆったりお過ごしいただくための、具体的なお時間の使い方をお伝えいたします。
撮影日の朝は、普段より少し早めにお起こしいただくのがおすすめでございます。ぼんやりした状態でご来店になりますと、お子様が場に慣れるお時間が長くなります。しっかり朝ごはんをお召し上がりいただいて、少しお体を動かしてからお越しいただけますと、撮影中のご機嫌が安定いたします。
「お着物を着るのが楽しみだね」「お姉さんになるんだよ」――朝からお母様が前向きなお声かけをしてくださっているお子様は、ご来店時からご表情が違います。「頑張ろうね」より「楽しもうね」のお言葉のほうが、3歳のお子様には届きやすうございます。
3歳のお子様は、撮影中に急に眠くなられる、飽きられる、ぐずられる――どれも当たり前のことでございます。当スタジオでは、撮影の途中で20〜30分のご休憩を挟んでも、まったく構いません。お子様のペースに合わせて進めさせていただきます。
下のお子様連れのご家族様には、授乳室・おむつ替えスペースもご用意申し上げております。「上の子の七五三に集中したいけれど、下の子が心配で」というお母様も、安心してお越しくださいませ。ご家族様全員がお過ごしになりやすい空間を、日々心がけております。
撮影を終えられましたら、シアタールームへお移りいただき、その日のお写真をスライドショーでご一緒にご覧いただきます。頑張ってくださったお子様、隣で見守ってくださったお母様、優しいご表情のお父様――一日の温度感が、そのまま蘇るお時間でございます。
お子様が「今日の私、こんなにかわいい」と鏡の前で照れるお姿は、私どもにとっても宝物のような瞬間でございます。データはAirDropまたはアプリで、その日のうちに全カットお渡し申し上げます。

3歳の七五三は、ご家族様にとって「初めての七五三」というご家族様が多い節目でございます。撮影後に賜るお声から、私どもも学ばせていただいてきたことをお伝えいたします。
「あの日、あの子が被布を着てくれた瞬間、涙が出ました」――撮影後にお母様から賜るお声で、いちばん多いのがこの一言でございます。お子様の3歳という時期は、あっという間に過ぎてまいります。その一日をお写真として残していただけましたことが、ご家族様にとってどれだけ大きな意味をお持ちになるか、私どももご家族様のお言葉から教えていただきました。
3歳のお子様は、当日のことはあまり覚えていらっしゃらないかもしれません。それでも、10年後・20年後にご家族様でお写真をお見返しになったときに、「この日、私こんなにかわいかったんだね」と大人になられたお子様が微笑んでくださる――そのための一枚を、ご一緒にお残しいただきたいと願っております。
当スタジオは撮影データを当日納品申し上げております。ご祖父母様へのLINEでのご共有、ご親族へのお知らせ、年賀状のご準備――お祝いの熱量が高いうちに動いていただけます。
「今日撮ってきたよ」と、その日の夜に県外のご祖父母様へお送りいただけますことは、ご家族様の暮らしの中で本当にありがたいお選択肢だと、多くのご家族様から教えていただきました。
3歳の七五三でご一緒させていただいたご家族様が、5歳の弟様の七五三、7歳の同じお嬢様の七五三で、再びお戻りくださることが増えてまいりました。「同じスタジオで、同じ世界観で、お子様のご成長を並べてお残しできる」――そのようなご家族様の年代記の一部にさせていただけますことは、私どもにとって本当に光栄なことでございます。
3歳の一枚は、ご家族様のお写真の歴史の始まりでもございます。この一枚を大切にお残しいただけましたら幸甚に存じます。費用のご相談は費用相場の記事にもまとめさせていただきましたので、ご参考にしていただければ幸いに存じます。

先日撮影を賜りました久留米市内のO様ファミリー。3歳のご長女様の七五三で、お母様が最初のご相談で「うちの子、本当に人見知りでございまして、当日泣いてしまったらどうしようと、、、」と、少しお疲れのご表情でお話しくださいました。
「大丈夫でございますよ、泣いてしまわれても、そのままで撮らせていただきますから」――そうお伝え申し上げたのを、いまも覚えております。当日、O様のご長女様はご来店から30分は完全に固まっていらっしゃいましたが、お持ち込みくださったうさぎのぬいぐるみをお腕にお抱きになった瞬間、ふっとご表情が緩まれました。
被布姿でぬいぐるみをお抱きしめになるご長女様と、隣で微笑まれるお母様の一枚は、とてもおよろこびくださいました。撮影の最後にシアタールームでスライドショーが流れたとき、お母様が「あんなに不安だったのに、これほど素敵にお残しいただけて…」と涙ぐんでいらっしゃったお姿を、私どもも大切に覚えております。
3歳のお子様とご家族様の一日を、ご一緒させていただけますことに、私どものほうこそ深く感謝申し上げております。
— 撮影エピソード
A. 5〜8月の早撮りシーズンをご希望のご家族様は、3〜4月までにご相談いただきますと、衣装と日程のお選択肢が広い状態で動けます。10〜11月のシーズン撮影をご希望のご家族様は、夏前までに相談会をお済ませいただくとスムーズでございます。3歳のお子様は早めのお動きが安心につながりますので、ご検討いただけましたら幸いに存じます。
A. 可能でございます。当スタジオでは3歳の女の子の被布を、朱・ピンク・白・水色・黄色など多彩な色柄でご用意申し上げております。相談会でお子様に実際にお当てして、お似合いの一着をご一緒にお選びいただけます。お母様やご親族から受け継がれた被布のお持ち込みも、追加料金なしでご対応申し上げます。
A. ご安心くださいませ。当スタジオは1日4組限定の完全貸切スタジオでございますので、お子様が泣いてしまわれましても、ご休憩を挟みましても、お昼寝が必要になりましても、その時間ごとご家族様の一日として残させていただきます。「泣いてしまった被布姿」も、後にお見返しになるとかけがえのない一枚となりますことを、これまでのご家族様が教えてくださっております。
3歳のお子様との七五三は、ご家族様にとって初めての大きな節目のひとつでございます。ご不安なお気持ちのままご準備を進めていただくよりも、まずは無料の相談会でお声をお聞かせください。ご家族様のペースで、一日をご一緒に組み立てさせていただきます。
〒839-0841 福岡県久留米市御井旗崎5丁目3-32
☎ 0942-48-5532(9:00〜18:00/火曜定休)
https://kagayaki-studio.com/kurume/
ご予約・ご相談は公式LINEからが一番スムーズでございます。お子様のご様子、ご不安なお気持ち、ご希望の撮影シーンなど、何でもお気軽にお声がけくださいませ。久留米市内はもちろん、小郡・うきは・鳥栖・朝倉・大刀洗・八女からご来店くださるご家族様も、心よりお待ち申し上げております。